次亜塩素酸水は新型コロナウイルスに有効

  • 2020.06.27 Saturday
  • 02:16

 やっとNITEが次亜塩素酸水について新型コロナウイルスの除菌に有効と最終報告で結論づけました。 次亜塩素酸水について、テレビ等の報道は、前回の中間報告で無効かつ有害のような報道をして、私にはネガティブキャンペーンという感じでした。それで、業界団体が訂正の記者会見をしたほどでした。

 国の有効とする最終報告を受けて、テレビは、十分な濃度だと有効という報道をしました。これは詭弁です。どの化学物質も当然十分な濃度がないと有効でないし、次亜塩素酸水は塩素系漂白剤の1/20程度という薄いもので有効なので、危険性が塩素系漂白剤とは別物、つまり安全性が高いし、20秒という短い時間で効果があるのです。

 それを「拭き掃除に使用する場合、あらかじめ汚れを落とした上で、0.008パーセント以上の濃度の次亜塩素酸水で表面を十分にぬらし、20秒以上おいてから、きれいな布などで拭き取ることを呼びかけています。」と書くと、濃度の高い物だけ有効で、20秒以上かけないとダメという書き方です。(しかも、NITEは35ppm以上と発表しているのに、報道では、80ppm相当以上と誤って伝えているのはどうしてでしょう。通常は50ppm前後とされています。)  アルコールは、だいたい70%前後のもので、約1分で失活(消毒できる)とされていますので、次亜塩素酸水はそれより大幅に薄いもので、短時間で失活している訳です。ご存知のようにアルコールも十分にぬらさないと効きません。ネガティブキャンペーンをしていたので、条件付きの様に書いていて姑息な態度だと思います。アルコールについては条件を書かないのに、次亜塩素酸水だけ条件付きをいう報道は変ですね。

 しかも、日テレ24で詳しく検索してやっと出てくる状態で、隠しているような印象でした。少なくとも目立つような位置づけではありませんでした。(なお、日テレを例にしましたが、他の報道機関は検索に出てこないので、知らんぷりでしょうか?)

https://www.news24.jp/articles/2020/06/26/07667965.html (これはすぐに消されると思います)

 

https://news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/nation/ntv_news24-667965.html?fbclid=IwAR3YziBb7dqegSNlVlKH6yp3i7UNn0Zkiw_wHvu_D1goC5SjjhmFLLl8vrQ  

 <このリンクの要約を以下に書いておきます。>

アルコール消毒液が不足する中、代替品としての利用が広がっている次亜塩素酸水について、一定の条件で、有効性を認めました。

NITE(=製品評価技術基盤機構)は26日、「一定濃度のものを、十分な量使用すれば消毒に有効だ」との最終報告を発表しました。

拭き掃除に使用する場合、あらかじめ汚れを落とした上で、0.008パーセント以上の濃度の次亜塩素酸水で表面を十分にぬらし、20秒以上おいてから、きれいな布などで拭き取ることを呼びかけています。

一方、人がいる空間への消毒目的の噴霧については、今回の評価の対象ではなく、有効性を確認していないとしました。

次亜塩素酸水をめぐってはNITEが先月、「現時点で新型コロナウイルスへの有効性は確認されていない」との中間報告を発表し、メーカーなどの団体が反発していました。(以上)

 

 NITEの中間発表を受けて報道機関がネガティブキャンペーンをしたのに対して、業界団体などが反論の記者会見を開いたというのが事実です。一種のフェイクニュースと言っても過言ではないでしょう。市町村などが自前で調達できる次亜塩素酸水は、十分に管理して使用すれば効果的で、かつ安価です。学校などで使用するのに向いている訳です。ただし、紫外線に弱いなど、管理の仕方は十分に学ぶ必要があります。

 

 

新型コロナウイルスの基礎知識

  • 2020.05.31 Sunday
  • 00:03

JUGEMテーマ:学問・学校

 

リンク集を作りました。

https://mon.psychoreha.org/tsk/kisoCOVID19.html 

 

 色々調べていて、ソーシャルディスタンシングの発想は、直接身体が触れあわなければ感染しないという仮説だったと思います。しかし、その発想があまり良い成果をあげていないのは欧米の感染爆発である程度言えると思います。自粛で家に籠もって社会的接触を断つのは一応の成果をあげていますが、続けることは難しいです。

 自粛云々と 音頭を取られて、部分的に行動を規制するだけでなく、どのような問題があるか、知識を高めて、状況に応じて判断出来るようになることが必要になってきたと思います。

 そんな視点から、いくつかの情報へのリンク集を作りました。  

学校で除菌に使えそうな除菌液を調べました

  • 2020.05.29 Friday
  • 16:53

学校で除菌に使えそうな除菌液を調べました 5月31日改訂版

 

目次    候補のもの

 

      基礎的な情報(こちらも読んでください)

 

 

 

候補のもの 拭き取り不要、安全で効果が少し持続する除菌液

 

バクロン

 

紹介記事 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000243.000039923.html

 

販売元 https://finepiece.stores.jp/items/5e7af4c09df16377da082a08

 

    https://finepiece.stores.jp/items/5e7b59fce20b040af0ce6926 18L

 

慶應義塾大学理工学部の微粒子研究、アミノ酸研究の成果とのこと。試験機関では強い抗ウイルス作用が認められ、かつ、毒性がなく安全性が高い。効果は持続するそうだが、どの位の期間持続するかは不明。

 

 

 

バリアセラ-WS

 

日本で特許が申請されている「チアゾリルスルファミド化合物」が主成分  4L 4400円 安全性試験 除菌効果試験済み

 

https://www.kinki-narusa.co.jp/products/images/bariasera.pdf

 

https://www.kinki-narusa.co.jp/products/#P03

 

https://www.mydokini.co.jp/product/bcws/

 

 

 

スーパールミチタン溶液

 

ササミック 光触媒瞬間消臭除菌液スーパールミチタン溶液。効果が持続する。

 

https://item.rakuten.co.jp/s-oasis/00022791/

 

https://shopping.yahoo.co.jp/search?p=%E3%82%B5%E3%82%B5%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF

 

酸化チタン光触媒がウイルス表面のたんぱく質・酵素を分解10L 17600円   500ml 2本タイプ 4400円

 

 

 

チタセラン

 

 “チタセラン”除菌消臭剤は、悪臭分子を分解する触媒に酸化チタンを採用。光触媒の技術を活用。

 

https://www.asahi.com/and_M/pressrelease/pre_11128313/

 

 

 

強力な酸化分解性能により、悪臭の元を無害な二酸化炭素と水に変化させます。

 

悪臭の元を分解することにより、消臭性能はもちろんのこと、長期間にわたり抗菌、抗ウイルス、防カビ、汚染防止、院内感染防止など、様々な効果を発揮。

 

4L 8220円 400ml 2852円  株式会社洗車の王国

 

 

 

アピザスMガード

 

https://item.rakuten.co.jp/plusworks/096/?s-id=sd_browsehist_search

 

「アピザス」という日本製の除菌・消臭成分で出来ている。原料メーカーは

 

 ニッショー科学 水戸市 http://nissho-ch.jp/m2.html

 

1週間くらい効果が持続する。(ドアノブなどは度々除菌する必要があるが、専用の机などは効果が続くと推定される。)  リンク先は10倍希釈500ccで5500円。

 

 

 

同じアピザスを希釈したもので200cc2000円のものや、aPIZAS SUPER PROTECT 500cc 2400円(https://s-market.jp/SHOP/smp01.html)同2640円 500ml もあり。

 

 

 

 

 

A2Care

 

全日空(ANA)が機内で使っている除菌・消臭液。二酸化塩素を使った除菌液。安全性が高い。衣服などを傷めない。

 

https://www.anatc.com/wp-content/uploads/2019/03/News-Release-18-29.pdf

 

エースネット社  http://www.acenet-inc.jp/

 

MA-T  https://www.a2care-anatc.com/

 

 

 

 

 

個人的には、バクロンを使用中で好調。全体によさそうなものをピックアップしているが、アピザスMガード、A2Careに注目している。

 

 

 

基礎的な情報

 

NITE(製品評価技術基盤機構)は新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価https://www.nite.go.jp/information/osirase20200415.html(2020年4月15日)

 

エチルアルコール、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)の効果は認められるという前提で、次のものを調べて一定の効果を認めた。

 

新型コロナウイルスに有効である可能性がある消毒方法として、以下を選定しました。

 

・「界面活性剤(台所用洗剤等)」

 

・「次亜塩素酸水(電気分解法で生成したもの)」

 

・「第4級アンモニウム塩」

 

5月28日の中間報告 https://www.nite.go.jp/information/osirase20200529.html

 

1.有効と判断された界面活性剤は次の7種となりました。(普通の石鹸は入らず)

 

・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(0.1%以上)

 

・アルキルグリコシド(0.1%以上)

 

・アルキルアミンオキシド(0.05%以上)

 

・塩化ベンザルコニウム(0.05%以上)

 

・塩化ベンゼトニウム(0.05%以上)【5月28日追加】

 

・塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(0.01%以上)【5月28日追加】

 

・ポリオキシエチレンアルキルエーテル(0.2%以上)

 

2.なお、「次亜塩素酸水」については、今回の委員会では判定に至らず、引き続き検証試験を実施することとされました。(5月15日はOKだったが・・・)

 

※「次亜塩素酸水」等に関する販売実績について という注意喚起の文書が出された。これは不安定であることと、次亜塩素酸水とうたっていても効果が不明の製品が多いということが背景と推察される。 https://www.nite.go.jp/data/000109500.pdf

 

 

 

国民生活センターの情報(http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20200515_2.html

 

にNITEの情報を加味して表現を簡略化すると

 

・通常、70%のエタノールが有効。メタノール(メチルアルコール)は毒なので使用禁止。

 

・次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤の成分)。身近なものを消毒するためには、水で0.05%に薄めて拭いた後水拭き。噴霧は絶対に行わない。【効果的だが濃度など取扱注意;後述】

 

次亜塩素酸水は、電解水と合成水の両者について、新型コロナウイルス対策として消毒に活用することが可能かどうか継続審査となった。【化学的に不安定ゆえ電解後速やかに使用】

 

・塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウムなどの第4級アンモニウム塩は医薬品や医薬部外品の消毒剤の有効成分。新型コロナウイルス対策として消毒に使用できる。(5月29日の発表で7種類となった:上記)

 

・二酸化塩素は、新型コロナウイルス対策として消毒に活用することの有効性については、現時点では未確認。

 

 

 

 したがって、70%程度のエチルアルコールが多く用いられているのは正しい選択だと言える。

 

界面活性剤は簡単に言うと石鹸のこと(消毒用ハンドソープなどの殺菌剤の有無はウイルスには関係ない)だが、上記の7種類については効果が認められ住宅家具用洗剤と台所用洗剤の製品リストはwebで公開中(更新があるので、随時チェックのこと)。https://www.nite.go.jp/data/000109483.pdf ハンドソープなどはないので、上記の成分を個々に確認する必要がある。

 

 

 

次亜塩素酸ナトリウム(ハイターなど塩素系漂白剤)名前は次亜塩素酸水に近似しているが全く別のもので、明確に区別しなければならない。以下、説明では混同を避けるために塩素系漂白剤と書く。あまり勧めない。

 

次亜塩素酸水は、今回効果確認が継続審査となった。化学的に不安定で、作ってすぐは良いが、置いておくだけで効果が無くなるなど、管理が難しい。新しい液を紫外線に当てない、容器に空間を残さないなどよく管理して用いる。学校ではpHと次亜塩素酸の試験紙を購入して、チェックしながら用いる方が安全。手指の消毒にも使用可という説も。次亜塩素酸ナトリウムは全く別の物なので誤用に注意。

 

第4級アンモニウム塩の消毒液もあるが、学校用は不明。

 

 

 

これらの内、多用される三つの長所と短所をまとめると

 

主成分

長所

短所

アルコール

安全性が高い

効果が持続しない

界面活性剤(石鹸)

安全性が高い

即効性は低い

(電解)次亜塩素酸水

安全性が高い

即効性がある

効果が持続しない

化学的に不安定

 

塩素系漂白剤は問題があるので、この表には加えなかった。

 

 

 

候補の条件

 

 先生が子どもたちと接する状況を想像して、\椶垢訌阿房らの除菌に役立つ、∪椶靴晋紂他の子どもに感染させないため、先生自身を再度除菌するのに使えること、K標酩までの厳重な防護にはならないが、ある程度感染を防護するのに役立つものの一つとして除菌液を調べた。条件は

 

・普通の意味で毒性がない安全なもの

 

・鳥インフルエンザウイルスやSARS ウイルスなど、ウイルスに対して不活化する効果が試験機関で確認されていること

 

・普通の衣類に対して害のないもの(一部注意が必要)

 

・マスクにつかえそうなもの

 

 

 

 活性が保持されているなら、次亜塩素酸水が勧められる。理想的には、隔膜式の電解水生成機が学校にあり、作りたてが供給されることが望ましい。ただし、市販の隔膜のない塩水を電気分解するだけの器具は、塩素系漂白剤の成分が多いという実験結果もあり、要注意である。また、次亜塩素酸水と銘打っていても塩素系漂白剤の成分が多いものがありそうなので、pH測定は必須。

 

 これらの問題点については、次のYouTubeが参考になる(時間があったら見る)

 

                      https://www.youtube.com/watch?v=6-kA0rMO110

 

 

 

 そこで、上記の条件を満たす可能性がある除菌液をネットで探った。最初にあげた製品は、カタログの一種だと思って比較検討されたい。またNITEなどで新型コロナウイルスに対する効果は検証されていない点にも注意されたい。

 

 

 

文責 久田信行 ただし、医学の専門家ではないので、ご参考までに。

 

2020/05/31 改訂

  

withコロナに向けた緊急Web シンポジウム 〜青少年と専門家が一緒に考える子どものストレス、ネット依存〜【ご紹介】

  • 2020.05.21 Thursday
  • 09:23

以下の情報、転載させて頂きます。

 

【拡散希望】緊急開催です。本番まで8日しかありません。お力お貸しください。いろいろな方に頼まれて、シンポに複数登壇しますが、今回は諸般の理由(緊急等)のため私の会で主催の形です。すごいお二人とご一緒でき、光栄です。

withコロナに向けた緊急Web シンポジウム

〜青少年と専門家が一緒に考える子どものストレス、ネット依存〜

日時:5月30日(土) 14:00-16:30

開催趣旨:コロナ禍の今、子どものネット長時間利用やストレスが気になります。今回、医学部教授(ネット・ゲーム依存専門外来)、元日本ストレスマネジメント学会会長、元中学教師(教職担当)の3人が集結しました。第1部は各々の専門分野の知見を踏まえて現状認識を交流し、第2部では青少年を交えて今後の方向性について考えます。

登壇専門家

 神戸大学  曽良一郎(ネット・ゲーム依存研究)

 兵庫県立大 冨永良喜(ストレス・トラウマ研究)

 兵庫県立大 竹内和雄(子どもとネット問題研究)

登壇青少年

 岡山県立倉敷天城高校 山本みのりさん(高1)

 男子生徒(調整中)

 ソーシャルメディア研究会学生(調整中)

第1部 専門家の視点から

14:00 趣旨説明

14:05 理論編15分☓3

14:50 鼎談

15:10 休憩

第2部 青少年を交えて

15:20 公開討論会

16:00 質疑(Zoomチャット受付)

16:20 まとめ

参加方法

 Zoom(チャット可 先着500人)https://us02web.zoom.us/w/83795431186

YouTubeライブ(無制限)https://youtu.be/mreTaiTUEsg

 

ホノルル体操 −ふたりで支援しながら実施するリラックス体操−

  • 2020.05.12 Tuesday
  • 23:46

 障害児の体操をみていると、なんとなく真似してくれていますが、手先、足先だけで、充分リラックスなどが図れていない様子があります。一生懸命ことばで教えても、分かりにくいので、いっそ先生が支援して、充分に無理なくリラックスする体操を作った方が良いのでは無いかと思うようになりました。数年前の群馬大学特別支援学校特別専攻科の皆さんと一緒に動作法の授業の中で作りました。コロナウィルスの影響で、家庭でのアプローチが大切な今日この頃ですので公開することにしました。

 著作権は制作した皆のものです(代表者、久田)が、皆さんは自由にご覧下さい。なお、曲は著作権が他にありますので、他の媒体にコピーして使うのはおやめ下さい。(将来的には曲を著作権フリーにすることも検討中ですが、今はそのまま公開しました。)

 

 ホノルル体操(YouTube) (2020/5/18 再投稿)

韓国の与党圧勝を受けて TV では、韓国を見習えと言っているが・・・

  • 2020.04.17 Friday
  • 17:54

 韓国の与党圧勝を受けて TV では、韓国の PCR を数多く実施した防疫が大成功と言っていましたが、韓国与党の宣伝に乗せられているようです。データに基づいて冷静に考える必要が有ります。特にPCRに過剰な信頼を寄せることは非常に危険です。

 一万人当たりの死亡者数を感染症の専門家のブログ「徒然日記」4月2から作表してみました。次のリンクをご覧下さい。

 

 驚異的に低い、日本の死亡率

 

「新型コロナウイルス感染を乗り越えるための説明書」

  • 2020.04.12 Sunday
  • 23:03

JUGEMテーマ:学問・学校

 著作権が緩和されたので、教材に拝借できそうですが、使う前にお願いのメールを送った方が良いと思います。

とても良い教材で、教師にとって職場内の研修に、まず活用できる資料だと思います。

 三密・・・ということの理由が分かります。また消毒のポイントも分かります。

 

「新型コロナウイルス感染を乗り越えるための説明書」正・続・地方版

すごく分かりやすいし、説得力のある資料です。

諏訪中央病院総合診療科の玉井道裕先生が作成し、同病院が公表しています。

http://www.suwachuo.jp/info/2020/04/post-117.php

(3つの版があります)全部良いのですが、

https://www.suwachuo.com/pdf/chihou1.pdf?_ga=2.67548049.1036485189.1586697107-250420062.1586697107  (地方版)特に秀逸

 

令和2年度研究開発学校指定校のテーマに「エージェンシー」

  • 2020.04.01 Wednesday
  • 22:04

JUGEMテーマ:学問・学校

文部科学省は令和2年度の研究開発校の指定について発表しました。

その中に、次のテーマがありました。特別支援学校としては唯一のものです。さらに、そのテーマが重要です。

 

千葉県立特別支援学校流山高等学園
特別支援教育における、変化する社会で生き抜くための資質・能力とエージェンシーを育成する教育課程及び指導方法の研究開発

 

エージェンシーという言葉は、アメリカ大リーグに野球選手が行くときに契約を代理で行う代理人の意味で知られていると思います。
ご存知の方も多いかと思いますが、教育界では別の意味でのエージェンシーに注目する必要があります。人が積極的に自らを生きていくことを意味するエージェンシーです。特別支援学校で、その側面に注目されていること、とても興味深いです。研究の進展を願っています。


エージェンシーという言葉については、下記の解説が分かりやすいと思います。そこではOECDの動きを中心に説明されていますが、国連の2015-2030年の目標である持続可能開発目標(SDGs)とも連動しています。

 

教えて!「OECDが打ち出した『エージェンシー』とは?」
http://souken.shingakunet.com/career_g/2019/09/post-b7a2.html

PCR検査を多数実施すると危険

  • 2020.03.21 Saturday
  • 01:05

PCR検査は誤診が多く,偽陽性でベッドが埋まって医療崩壊だし、偽陰性で本当は感染している人がうろついて感染を広げる危険あり

 お二人のお医者さんの試算を比較し,日本の現状に当てはめてみました。

 

PCR検査を数多く実施すると危険

 

すでに多くの方が、むやみに検査をすると医療崩壊になるという認識を持っているが、今ひとつ確かなところがはっきりしない事と推察される。

そこで、お二人の先生がネットに試算を示しているので、それをまず、紹介する。

結論から述べると、PCR検査は、一般に信じられているような精度が確かな検査では無く、特に、多人数に実施すると大きな偽陽性(間違い陽性)を生じる検査であることが分かった。

 

1.忽那賢志先生の推計

https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200306-00166273/

感度とはその疾患を持つ人が検査を行った場合に陽性となる頻度。(偽陰性を生む)

特異度とはその疾患を持たない人が検査を行った場合に陰性となる頻度。(偽陽性を生む)                                  

                                      

PCR検査陰性

PCR検査陰性

合計

新型コロナウイルス感染者

3,080

1,320

4,400

検査で陽性となった感染者

検査で陰性となった感染者(偽陰性)

本当の感染者

非感染者

9,996

9,985,604

9,995,600

検査で陽性となった非感染者(偽陽性)

検査で陰性となった非感染者

本当の非感染者

合計

13,076

9,986,924

10,000,000

検査で陽性だった人

検査で陰性だった人

検査を受けた人

          

忽那賢志先生の推計       真の患者の数       4400名と、かなり多い見積もり

前提条件           PCRの感度          70.0%    これは仮説

                         PCRの特異度      99.9%    非常に優れていると仮定している

特異度が非常に高いと仮設しても、1万人程度の擬陽性を生み、医療崩壊の可能性が大。かなり感度が高いと仮定しても、1320人の患者が野放しになる。                             

∴スクリーニング検査としては問題                                      

                                      

2.沖田洋美先生の試算

https://minerva-clinic.or.jp/blog/king-of-fake-not-studied-enough/

 

沖田先生は10万人当たりで試算し、推定患者数も忽那先生より少なめの数(両者とも東京都の陽性数を元にしているが時期が違う)を措定している。それはリンクでかくにんされたい。

ここでは、比較のため忽那先生の1000万人当たりにし、推定患者数も忽那先生の多めの仮説にして計算すると次の様になる。

 

 

                                      

 

PCR検査陰性

PCR検査陰性

合計

新型コロナウイルス感染者

1,760

2,640

4,400

検査で陽性となった感染者

検査で陰性となった感染者(偽陰性)

本当の感染者

非感染者

999,560

8,996,040

9,995,600

検査で陽性となった非感染者(偽陽性)

検査で陰性となった非感染者

本当の非感染者

合計

1,001,320

8,998,680

10,000,000

検査で陽性だった人

検査で陰性だった人

検査を受けた人

前提条件           PCRの感度          40.0%    これも仮説

                         PCRの特異度      90.0%    この程度だろう臨床的判断だそうだ

沖田先生の仮設で試算すると、100万人の擬陽性を生み、明らかに医療崩壊となる。   

4400人の内、2640名の真の感染者が野放しになる。                                      

PCRの特異度が忽那先生ほど高くとも、韓国やイタリアの大混乱は生じているだろうが、沖田先生の仮説なら、非常に大きな混乱を生じることは火を見るより明らかである。

沖田先生は、PCR検査は、症状が明らかにあり、新型コロナウィルスかどうか確かめるために感度は悪いが使う検査であって、スクリーニング検査に用いるのは誤りと指摘している。

 

3.日本モデルと検査多用国モデルの比較

最近、日本でも検査結果が蓄積されてきたので、日本の検査結果から推察される、一つの仮説的な比率と、イタリアなどPCR検査を多用した国の仮説的な比率とを比較することを試みる。

もとより仮説の上に仮説を重ねているので、このようなことも想定できるという話である。しかし、試みに計算してみると、結構現状でのデータを読む上で参考になったので、思考実験の一種として、述べてみる。

下敷きにしたデータは厚生労働省の「新型コロナウイルス陽性者数(チャーター便帰国者を除く)とPCR検査実施人数(都道府県別)【1/15〜3/6】」という資料である。

https://www.mhlw.go.jp/content/000606477.pdf

この資料には、繰り返しの結果などが含まれていたり、陽性の人数はあるが、検査の実施件数が明らかでないものも含まれているため、それらを除いた検査件数と陽性者の人数を集計した。総検査人数は6963人、陽性者数は256人だった。

真の感染者の内何パーセントを正しく陽性と判定する率であるPCRの感度は沖田先生の40%を採用した。新型コロナウイルスを持たない人が検査を行った場合に陰性となる頻度である特異度は、日本の結果に近似するようにした結果、98%とかなり高い値になった。果たして、それほど高いものという保障はないが、高めに設定しても、この程度の誤差というか偽陽性が見つかるのだという思考実験となった。

 

a. 日本国モデル−日本の現状での検査精度−

いろいろな値を試みに入れてみて、日本の現状での結果に近くなる組み合わせを探っていった。まず、真の感染者の比率は、検査結果で報告されている256名に近い数と推察されるので、検査対象者の4%が真の感染者と仮定し、279名いると措定した。特に根拠はないが、中国やWHOの感染率は多少参考にした。

 

 

 

PCR検査陽性

PCR検査陰性

合計

新型コロナウイルス感染者

 

112

167

279

検査で陽性となった感染者

検査で陰性となった感染者(偽陰性)

本当の感染者

非感染者

 

134

6,550

6,684

検査で陽性となった非感染者(偽陽性)

検査で陰性となった非感染者

本当の非感染者

合計

 

245

6,718

6963

検査で陽性だった人(実際は256名)

検査で陰性だった人

検査を受けた人(日本での3月上旬の実数)

 

この表で、検査陽性の245名を検出し、それが正しいなら良いのだが、本当は陽性だが偽陰性で感染を広げる可能性のある人が、167名も取りこぼされ、本当は陰性だが偽陽性の人が134名も見つかり、それらの人は病院のベッドを使うことになる。現状では、多くの人数ではないので医療崩壊を引き起こすほどにはなっていない。

この時期、日本の死亡率は1.8%程度だったので、死亡者数は約5名で、検査で陽性と判断された245名中の5名だと致死率は2%程度ということに計算上はなる。

 

B. 検査多用国モデル

 このモデルではわが国の検査数よりも100倍多い人数を検査している状況を仮定した。人数が多いと、疑いの薄い人々も検査するので真の感染者の割合は低いと考えられる。日本モデルでは4%だったが、検査多用国モデルでは0.1%とかなり低く設定した。

PCRの感度はA日本モデルと同じ40%、特異度も98%で同じとした。

 

 

PCR検査陽性

PCR検査陰性

合計

新型コロナウイルス感染者

 

279

418

696

検査で陽性となった感染者

検査で陰性となった感染者(偽陰性)

本当の感染者

非感染者

 

13,912

681,692

695,604

検査で陽性となった非感染者(偽陽性)

検査で陰性となった非感染者

本当の非感染者

合計

 

14,191

682,109

696,300

検査で陽性だった人

検査で陰性だった人

検査を受けた人

この条件だと、偽陽性が14000人近くになり、医療崩壊になりやすい。これが最大の問題である。

日本より2.5倍の真の感染者を把握できるが、2.5倍の偽陰性の感染者が安心して移動し、感染を拡大する可能性が高い。早めの検査で、潜在的な感染者を早く抑制することが正しいのだが、肝心の検査の精度が低いと、却って偽陰性の人々を多く野に放つ結果となりかねない。

ヨーロッパの14,000人程度の時期の死亡率は、大体0.9%程度だったので、検査陽性の14,191名に0.9%をかけると、128名が死亡することになる。これを真の感染者における死亡率として計算すると18.3%になった。検査を多用することで、検査陽性の人数に対する死亡率は0.9%と日本モデルよりも低くなるが、本当の感染者に対する率としては検査多用国の死亡率が高くなっている。死亡率がイタリアなど急激に高まったが、偽陽性の人数が多く、感染を拡大させ,悪循環を急速に拡大したものと推察される。感染爆発で医療が崩壊して治療できないことも原因だが、真の感染者の中で偽陰性とされた人々が感染を加速させた点に注目する必要がある。また、ドライブスルー検査が推奨されているが、同じ防護服で近距離で検体を採取する行為が感染を広げた可能性も大で、その面でもPCR検査の拡充は慎重に行う必要があるだろう。(2020/3/21 15:30加筆修正)

 

C. 結語

これらのシミュレーションから、明らかにPCR検査を多用すると、偽りの感染者を多数生み、社会が不安になるだけでなく、医療崩壊を招いて死亡者を増加させる結果になる。従って、精度の低い検査で偽陽性を増大させる政策は明らかな失策と結論して良いだろう。

テレビや新聞でPCR検査を希望者には全員させて、安心させることが必要などという論調がみられるが、それは検査が正しい結果を出すという大前提が必要である。ところが、新型コロナウイルスに関するPCR検査は精度が低く、世の中の混乱を生み出すだけで無く、多数の死者を生むことになる。

今回のシミュレーションは、恐らく、実際よりも精度が高いと仮定しての試算であった。実際は、非常に精度が低く、症状のある人について、確かめに行う検査の一種に過ぎないと言う点をきちんと認識する必要があるだろう。

 

   

新型コロナウイルス PCR検査をむやみにしてはいけない訳

  • 2020.03.16 Monday
  • 01:53

 仲田先生という元気な先生が TV の先生方の意見について歯に衣着せぬ批判をしていました。本文は 
長いので、要点のみ引用させていただきます。他も大変興味深い内容です。 


神宮外苑ミネルバクリニック > 仲田洋美オフィシャルブログ > 


【偽善の帝王】上昌広など:続 5・COVID-19 をめぐるテレビ出演医師たちの【お勉強 
不足】を暴く https://minerva-clinic.or.jp/blog/king-of-fake-not-studied-enough/ 
www.nippon.com/ja/japan-data/h00663/ こちらから 2020 年 3 月 4 日時点の東京都の感染者は 40 
人です。東京都の人口 www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/jsuikei/js-index.htm 
13,953,443 人。有病率 40/13,953,443=2.86/100,000 ということで。 
(3 月 4 日の東京都の発症数から)10 万人のうち感染している人は 2.86 人という計算になります。 
繰り上げして 3 で計算しましょう。 
 この集団に新型コロナの PCR の感度 40%(正しい患者さんを見つける確率)特異度 90%(他の病気を 
誤診する確率 10%)を適応してみましょう。 
   疾患陽性 3 人。 

   疾患陰性 999997 人。 
   検査陽性かつ疾患陽性 3×0.4=1.2 人。1 人とします。 
   検査陰性 999997×0.9=89,997.3 人  89,997 人としましょう。 
すると、こうなります。 

 

 

PCR 偽陽性と偽陰性
本当の感染者   感染していない人

合計 (検査結果として公表される人数) 

検査陽性 

1

10000

10001
検査陰性 2 89997

89999

合計 3 99997 100000

                                 (表の横欄の説明は加筆している) 
 要するに、10 万人に対するコロナウイルスの PCR 検査は、本当の感染者 3 人のうち 1 人しか正しく陽 
性と出せない割に、10000 人もの偽陽性を出し、この人たちは隔離されることになります。そして、本 
当は感染している 2 人の人を陰性と判断することになります。 

 

仲田先生の動画
https://www.youtube.com/watch?v=kpQpd1zgRGw

https://www.youtube.com/watch?v=k53c0fjsBzs

 


他に、同様の PCR 検査の特徴を示したブログ 
○新型コロナ:PCR 検査はなぜ誤判定が多いのか 
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59692 

 

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