令和2年度研究開発学校指定校のテーマに「エージェンシー」

  • 2020.04.01 Wednesday
  • 22:04

JUGEMテーマ:学問・学校

文部科学省は令和2年度の研究開発校の指定について発表しました。

その中に、次のテーマがありました。特別支援学校としては唯一のものです。さらに、そのテーマが重要です。

 

千葉県立特別支援学校流山高等学園
特別支援教育における、変化する社会で生き抜くための資質・能力とエージェンシーを育成する教育課程及び指導方法の研究開発

 

エージェンシーという言葉は、アメリカ大リーグに野球選手が行くときに契約を代理で行う代理人の意味で知られていると思います。
ご存知の方も多いかと思いますが、教育界では別の意味でのエージェンシーに注目する必要があります。人が積極的に自らを生きていくことを意味するエージェンシーです。特別支援学校で、その側面に注目されていること、とても興味深いです。研究の進展を願っています。


エージェンシーという言葉については、下記の解説が分かりやすいと思います。そこではOECDの動きを中心に説明されていますが、国連の2015-2030年の目標である持続可能開発目標(SDGs)とも連動しています。

 

教えて!「OECDが打ち出した『エージェンシー』とは?」
http://souken.shingakunet.com/career_g/2019/09/post-b7a2.html

新型コロナウイルス対策 今学校で取り組むこと

  • 2020.04.01 Wednesday
  • 10:10

JUGEMテーマ:学問・学校

エイプリルフールも言いにくいような雰囲気ですが、新年度でいろいろ準備が大変なところだと思います。

新型コロナウイルス対策でいろいろな情報が流れています。

いくつか気になる点がありますので、まとめて書かせて頂きます。

 

   この状況で学校の先生方が取り組むことができること(案)

                                        keyword:三密、心のケア、マスクなど

 

 厳しい状況で、手探りの作業をされている先生方が多いのではないかと思い、今できることの案をメモしてみました。何より、学校は各種の専門家がいる社会の中の知的セクターですので、できることは多いと思います。また、感染症の世紀に生き抜かなければならない児童生徒にとって、生きる力になる種々のことを学ぶ機会でもあります。
 近い将来に感染拡大の恐れが大である鳥インフルエンザは、今回の新型コロナウイルスより強力で社会インフラの途絶さえ可能性があると言われています。この機会を活かして、よい学習機会を創造して行くことが、今できることなのではないでしょうか。
 厳しい感染状況で新年度にもしばらく休校するところもあるかと思います。多忙な毎日でしょうが、感染防止のガイドラインをなぞるだけでなく、新型ウイルスの情報が多い時なので、将来も含めて情報収集と体制づくりに取り組んで頂けたらと思っています。

 

校長、教頭、教務
    文部科学省、県教委、市町村教委の情報を収集し、整理・吟味する
        所属の都道府県、市町村だけでなく、他の自治体や機関の情報も収集
保健主事、養護教諭
    感染予防に関する医学的情報を積極的に収集し、整理・吟味する
理科
 ウィルスに関する生理学的な理解、消毒剤のメリット、デメリットの理解など、今後の感染症対策の基礎になる知識を整理し、教材を作成する。養護教諭等と協力し、校内のウィルス駆除に必要の薬品の吟味等行う。
社会科
 次々に出される社会的施策を積極的に収集し、記憶の新しい内に授業に生かせるよう教材を準備する(保護者に必要な情報を提供する?)
数学
    感染症の数理モデルに関する論文や書籍を読み、その知識を他の職員へ伝える。
        https://www.ism.ac.jp/editsec/toukei/pdf/54-2-461.pdf

国語、美術、音楽
 後述の心のケアなどで、不安や恐怖を表現する活動が大事になってくるので、その際に留意すべき点を整理し、先生方へ伝える
体育
 運動不足になりがちなので、家庭における体育活動及び、屋外での体育活動を実施する際の注意事項を整理・吟味し、児童生徒へ伝える。保健の内容を伝える絶好の機会。部活動の際の留意点を整理する。
家庭科
 家庭科の内容に看病がある。感染予防や隔離の事を学ぶ良い機会。主に、高齢者と接触することを減らす。SNS
などを用いて交流は増やすなど、現在の状況でできることなど整理しておく。
 

マスクについて
 輸入経路などでマスクが汚染されている可能性は否定できません。マスクを配布する際、箱に番号を記し、日付け、配布先学級名、配布者氏名を記録しておきます。念のために、一箱の途中から1枚サンプリングしてビニール袋に密閉し、記録とともに保存することも考えられます。

パルスオキシメータの活用について
 呼吸器の状態を比較的簡易に測定できるパルスオキシメータを体温計と併用すれば、新型コロナウイルスへの感染のスクリーニングに役立つとの提案がありました。特に、医療的ケアを受けている児童生徒の場合、通常時のデータも記録されていることが多いので、パルスオキシメータの活用はなるほどと思いました。
        https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00546/00008/?ST=ch_digitalhealth

 

学校について
    文部科学省:新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について
        https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index.html
   
学校再開に向けて
        https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index.html
        

    .新型コロナウイルス感染症に対応した学校再開ガイドライン
        https://www.mext.go.jp/content/20200324-mxt_kouhou01-000006130_1.pdf
 次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)希釈液でのドアノブ等の清拭が紹介されていますが、塩素系薬剤は濃度が高い場合皮膚や気道粘膜などに直接強い刺激を与え、様々な健康被害を発症します。希釈の濃度を適正に管理することが重要です。できれば次亜塩素酸水(給食調理で野菜の消毒やプールの消毒、水道水の消毒などに使われている)の方が良いので、一度は関係部局に問い合わせることも一考。

 

    いわゆる三密を避ける件について
 密閉、密集、密接の三つの「密」を避けるよう要請されていますが、一つ留意する必要があります。
 ガイドラインの中で「この3つの条件が同時に重なる場を徹底的に避けること」と書かれている点は重要です。例えば、距離を離して座っていて、マスクもしているのに、児童同士の会話を禁止する先生がいると耳にしました。大声でしぶきがかかるような会話はダメですが、普通の会話まで禁止するのは行き過ぎです。ガイドラインにも「近距離での会話や発声等が必要な場面も生じることが考えられることから,飛沫を飛ばさないよう,咳エチケットの要領でマスク(手作りを含む)を装着するなどするよう指導すること。」と書かれており、会話禁止は書かれていません。換気に配慮するなど三密が重なる場にならないようにすることが重要です。

 換気にしても、四六時中換気をして体温を下げて免疫力を下げるのは問題です。例えば1時間に1回など、教室内の空気を入れ換えるような換気を行う等にすれば、理科の実験の時に炎が揺れるなどのことに困ることはない訳です。

 密接にしても、社会的距離(social distance)など注目されていますが、校庭で遊んで
いるときにすれ違うのも神経質に禁止するのは行き過ぎです。校庭で遊ぶとき、長時間接触していることは避けるべきですが、サッカー、野球、追いかけっこで服を触るなど、遊んだ後にきちんと手洗い指導を行えば良いわけです。

 「学校に行ったけど、友達と話しても叱られてつまらなかった」と子どもたちに言わせることのないように、教師自身が正しい感染予防の知識をこの機会に身につけることで過剰な行動制限をしなくて済みます。

 

 学校再開ガイドラインには、医療的ケア  海外から帰国した児童・生徒のことも書かれています。もちろん教育課程に関することも書かれています。

 

 心のケアについて
学級担任や養護教諭等を中心としたきめ細かな健康観察等から,児童生徒等の状況を的確に把握し,健康相談等の実施やスクールカウンセラー等による支援を行うなどして,心の健康問題に適切に取り組むこと。 と書かれていますが、積極的な心の教育については書かれていません。阪神淡路大震災の時からの研究と実践の影響で、四川大地震の教訓を活かした次の北京市のガイドラインが参考になります(兵庫県立大学の冨永良喜教授から教えて頂きました。同教授の「ストレスマネジメントとトラウマver.02
」というブログは他にも参考になる情報が多数あります。)
        http://traumaticstress.cocolog-nifty.com/ver02/2020/03/post-997507.html

 

    .新型コロナウイルス感染症に対応した臨時休業の実施に関するガイドライン
    臨時休業の判断の目安など書かれている。教室を休校中に使用することや給食の提供
なども書かれている。
        https://www.mext.go.jp/content/20200324-mxt_kouhou01-000006130_2.pdf

参考
    ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合―家庭内でご注意いただきたいこと−
  【これは感染者が居る場合の対処で、普通の対処では、ここまで感染防御をするのは必要ないが、参考になる】
        https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000601721.pdf
   
動画「やってみよう!新型コロナウイルス感染症対策 みんなでできること」(ハンカチでマスクを作るなど)教材になる
        https://www.youtube.com/watch?v=WRhp0ZGVh0U&feature=youtu.be

 イベントに関して
      厚労省:新型コロナウイルスの集団感染を防ぐために
        https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000601720.pdf

 

 いろいろ書きましたが、学校の強みは組織的な取り組みです。手分けして、一人の先生の負担になり過ぎないように配慮してください。ゆとりを持つことが免疫にも役立つとのことですので、少しずつ、組織として感染症に強い学校を創り上げていってください。

い。

           PDFファイルは→https://mon.psychoreha.org/tsk/link01.html

PCR検査を多数実施すると危険

  • 2020.03.21 Saturday
  • 01:05

PCR検査は誤診が多く,偽陽性でベッドが埋まって医療崩壊だし、偽陰性で本当は感染している人がうろついて感染を広げる危険あり

 お二人のお医者さんの試算を比較し,日本の現状に当てはめてみました。

 

PCR検査を数多く実施すると危険

 

すでに多くの方が、むやみに検査をすると医療崩壊になるという認識を持っているが、今ひとつ確かなところがはっきりしない事と推察される。

そこで、お二人の先生がネットに試算を示しているので、それをまず、紹介する。

結論から述べると、PCR検査は、一般に信じられているような精度が確かな検査では無く、特に、多人数に実施すると大きな偽陽性(間違い陽性)を生じる検査であることが分かった。

 

1.忽那賢志先生の推計

https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200306-00166273/

感度とはその疾患を持つ人が検査を行った場合に陽性となる頻度。(偽陰性を生む)

特異度とはその疾患を持たない人が検査を行った場合に陰性となる頻度。(偽陽性を生む)                                  

                                      

PCR検査陰性

PCR検査陰性

合計

新型コロナウイルス感染者

3,080

1,320

4,400

検査で陽性となった感染者

検査で陰性となった感染者(偽陰性)

本当の感染者

非感染者

9,996

9,985,604

9,995,600

検査で陽性となった非感染者(偽陽性)

検査で陰性となった非感染者

本当の非感染者

合計

13,076

9,986,924

10,000,000

検査で陽性だった人

検査で陰性だった人

検査を受けた人

          

忽那賢志先生の推計       真の患者の数       4400名と、かなり多い見積もり

前提条件           PCRの感度          70.0%    これは仮説

                         PCRの特異度      99.9%    非常に優れていると仮定している

特異度が非常に高いと仮設しても、1万人程度の擬陽性を生み、医療崩壊の可能性が大。かなり感度が高いと仮定しても、1320人の患者が野放しになる。                             

∴スクリーニング検査としては問題                                      

                                      

2.沖田洋美先生の試算

https://minerva-clinic.or.jp/blog/king-of-fake-not-studied-enough/

 

沖田先生は10万人当たりで試算し、推定患者数も忽那先生より少なめの数(両者とも東京都の陽性数を元にしているが時期が違う)を措定している。それはリンクでかくにんされたい。

ここでは、比較のため忽那先生の1000万人当たりにし、推定患者数も忽那先生の多めの仮説にして計算すると次の様になる。

 

 

                                      

 

PCR検査陰性

PCR検査陰性

合計

新型コロナウイルス感染者

1,760

2,640

4,400

検査で陽性となった感染者

検査で陰性となった感染者(偽陰性)

本当の感染者

非感染者

999,560

8,996,040

9,995,600

検査で陽性となった非感染者(偽陽性)

検査で陰性となった非感染者

本当の非感染者

合計

1,001,320

8,998,680

10,000,000

検査で陽性だった人

検査で陰性だった人

検査を受けた人

前提条件           PCRの感度          40.0%    これも仮説

                         PCRの特異度      90.0%    この程度だろう臨床的判断だそうだ

沖田先生の仮設で試算すると、100万人の擬陽性を生み、明らかに医療崩壊となる。   

4400人の内、2640名の真の感染者が野放しになる。                                      

PCRの特異度が忽那先生ほど高くとも、韓国やイタリアの大混乱は生じているだろうが、沖田先生の仮説なら、非常に大きな混乱を生じることは火を見るより明らかである。

沖田先生は、PCR検査は、症状が明らかにあり、新型コロナウィルスかどうか確かめるために感度は悪いが使う検査であって、スクリーニング検査に用いるのは誤りと指摘している。

 

3.日本モデルと検査多用国モデルの比較

最近、日本でも検査結果が蓄積されてきたので、日本の検査結果から推察される、一つの仮説的な比率と、イタリアなどPCR検査を多用した国の仮説的な比率とを比較することを試みる。

もとより仮説の上に仮説を重ねているので、このようなことも想定できるという話である。しかし、試みに計算してみると、結構現状でのデータを読む上で参考になったので、思考実験の一種として、述べてみる。

下敷きにしたデータは厚生労働省の「新型コロナウイルス陽性者数(チャーター便帰国者を除く)とPCR検査実施人数(都道府県別)【1/15〜3/6】」という資料である。

https://www.mhlw.go.jp/content/000606477.pdf

この資料には、繰り返しの結果などが含まれていたり、陽性の人数はあるが、検査の実施件数が明らかでないものも含まれているため、それらを除いた検査件数と陽性者の人数を集計した。総検査人数は6963人、陽性者数は256人だった。

真の感染者の内何パーセントを正しく陽性と判定する率であるPCRの感度は沖田先生の40%を採用した。新型コロナウイルスを持たない人が検査を行った場合に陰性となる頻度である特異度は、日本の結果に近似するようにした結果、98%とかなり高い値になった。果たして、それほど高いものという保障はないが、高めに設定しても、この程度の誤差というか偽陽性が見つかるのだという思考実験となった。

 

a. 日本国モデル−日本の現状での検査精度−

いろいろな値を試みに入れてみて、日本の現状での結果に近くなる組み合わせを探っていった。まず、真の感染者の比率は、検査結果で報告されている256名に近い数と推察されるので、検査対象者の4%が真の感染者と仮定し、279名いると措定した。特に根拠はないが、中国やWHOの感染率は多少参考にした。

 

 

 

PCR検査陽性

PCR検査陰性

合計

新型コロナウイルス感染者

 

112

167

279

検査で陽性となった感染者

検査で陰性となった感染者(偽陰性)

本当の感染者

非感染者

 

134

6,550

6,684

検査で陽性となった非感染者(偽陽性)

検査で陰性となった非感染者

本当の非感染者

合計

 

245

6,718

6963

検査で陽性だった人(実際は256名)

検査で陰性だった人

検査を受けた人(日本での3月上旬の実数)

 

この表で、検査陽性の245名を検出し、それが正しいなら良いのだが、本当は陽性だが偽陰性で感染を広げる可能性のある人が、167名も取りこぼされ、本当は陰性だが偽陽性の人が134名も見つかり、それらの人は病院のベッドを使うことになる。現状では、多くの人数ではないので医療崩壊を引き起こすほどにはなっていない。

この時期、日本の死亡率は1.8%程度だったので、死亡者数は約5名で、検査で陽性と判断された245名中の5名だと致死率は2%程度ということに計算上はなる。

 

B. 検査多用国モデル

 このモデルではわが国の検査数よりも100倍多い人数を検査している状況を仮定した。人数が多いと、疑いの薄い人々も検査するので真の感染者の割合は低いと考えられる。日本モデルでは4%だったが、検査多用国モデルでは0.1%とかなり低く設定した。

PCRの感度はA日本モデルと同じ40%、特異度も98%で同じとした。

 

 

PCR検査陽性

PCR検査陰性

合計

新型コロナウイルス感染者

 

279

418

696

検査で陽性となった感染者

検査で陰性となった感染者(偽陰性)

本当の感染者

非感染者

 

13,912

681,692

695,604

検査で陽性となった非感染者(偽陽性)

検査で陰性となった非感染者

本当の非感染者

合計

 

14,191

682,109

696,300

検査で陽性だった人

検査で陰性だった人

検査を受けた人

この条件だと、偽陽性が14000人近くになり、医療崩壊になりやすい。これが最大の問題である。

日本より2.5倍の真の感染者を把握できるが、2.5倍の偽陰性の感染者が安心して移動し、感染を拡大する可能性が高い。早めの検査で、潜在的な感染者を早く抑制することが正しいのだが、肝心の検査の精度が低いと、却って偽陰性の人々を多く野に放つ結果となりかねない。

ヨーロッパの14,000人程度の時期の死亡率は、大体0.9%程度だったので、検査陽性の14,191名に0.9%をかけると、128名が死亡することになる。これを真の感染者における死亡率として計算すると18.3%になった。検査を多用することで、検査陽性の人数に対する死亡率は0.9%と日本モデルよりも低くなるが、本当の感染者に対する率としては検査多用国の死亡率が高くなっている。死亡率がイタリアなど急激に高まったが、偽陽性の人数が多く、感染を拡大させ,悪循環を急速に拡大したものと推察される。感染爆発で医療が崩壊して治療できないことも原因だが、真の感染者の中で偽陰性とされた人々が感染を加速させた点に注目する必要がある。また、ドライブスルー検査が推奨されているが、同じ防護服で近距離で検体を採取する行為が感染を広げた可能性も大で、その面でもPCR検査の拡充は慎重に行う必要があるだろう。(2020/3/21 15:30加筆修正)

 

C. 結語

これらのシミュレーションから、明らかにPCR検査を多用すると、偽りの感染者を多数生み、社会が不安になるだけでなく、医療崩壊を招いて死亡者を増加させる結果になる。従って、精度の低い検査で偽陽性を増大させる政策は明らかな失策と結論して良いだろう。

テレビや新聞でPCR検査を希望者には全員させて、安心させることが必要などという論調がみられるが、それは検査が正しい結果を出すという大前提が必要である。ところが、新型コロナウイルスに関するPCR検査は精度が低く、世の中の混乱を生み出すだけで無く、多数の死者を生むことになる。

今回のシミュレーションは、恐らく、実際よりも精度が高いと仮定しての試算であった。実際は、非常に精度が低く、症状のある人について、確かめに行う検査の一種に過ぎないと言う点をきちんと認識する必要があるだろう。

 

   

新型コロナウイルス PCR検査をむやみにしてはいけない訳

  • 2020.03.16 Monday
  • 01:53

 仲田先生という元気な先生が TV の先生方の意見について歯に衣着せぬ批判をしていました。本文は 
長いので、要点のみ引用させていただきます。他も大変興味深い内容です。 


神宮外苑ミネルバクリニック > 仲田洋美オフィシャルブログ > 


【偽善の帝王】上昌広など:続 5・COVID-19 をめぐるテレビ出演医師たちの【お勉強 
不足】を暴く https://minerva-clinic.or.jp/blog/king-of-fake-not-studied-enough/ 
www.nippon.com/ja/japan-data/h00663/ こちらから 2020 年 3 月 4 日時点の東京都の感染者は 40 
人です。東京都の人口 www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/jsuikei/js-index.htm 
13,953,443 人。有病率 40/13,953,443=2.86/100,000 ということで。 
(3 月 4 日の東京都の発症数から)10 万人のうち感染している人は 2.86 人という計算になります。 
繰り上げして 3 で計算しましょう。 
 この集団に新型コロナの PCR の感度 40%(正しい患者さんを見つける確率)特異度 90%(他の病気を 
誤診する確率 10%)を適応してみましょう。 
   疾患陽性 3 人。 

   疾患陰性 999997 人。 
   検査陽性かつ疾患陽性 3×0.4=1.2 人。1 人とします。 
   検査陰性 999997×0.9=89,997.3 人  89,997 人としましょう。 
すると、こうなります。 

 

 

PCR 偽陽性と偽陰性
本当の感染者   感染していない人

合計 (検査結果として公表される人数) 

検査陽性 

1

10000

10001
検査陰性 2 89997

89999

合計 3 99997 100000

                                 (表の横欄の説明は加筆している) 
 要するに、10 万人に対するコロナウイルスの PCR 検査は、本当の感染者 3 人のうち 1 人しか正しく陽 
性と出せない割に、10000 人もの偽陽性を出し、この人たちは隔離されることになります。そして、本 
当は感染している 2 人の人を陰性と判断することになります。 

 

仲田先生の動画
https://www.youtube.com/watch?v=kpQpd1zgRGw

https://www.youtube.com/watch?v=k53c0fjsBzs

 


他に、同様の PCR 検査の特徴を示したブログ 
○新型コロナ:PCR 検査はなぜ誤判定が多いのか 
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59692 

 

新型コロナウィルス 中国の感染拡大が止まったという発表が心配

  • 2020.03.12 Thursday
  • 11:40

3月6日のデータに加えて3/10のデータも含めて、前回と同じ手続きで、3月4日の韓国の死亡率を元に感染者数の推計を試みた。

今回は3月4日、6日、10日と一週間の変化を追ったが、順位が大きく変わり、アメリカの感染拡大が顕著だった。

 

 筆者が一番懸念しているのは中国の感染拡大が止まったという発表である。それが事実なら良いのだが、もし間違えていたらと心配なほど、中国の感染者数の増加は極端に少ないのである。

 あえて推測を書くと、恐らく中国で大流行は収まっておらず、工場等の再開に伴って大規模な流行が発生する恐れはあると思われる。そのため、例えばイタリアから渡航した人々の発症を強調して報道し、再発はヨーロッパのせいなどと言い訳するのかもしれない。それらは、ウィルスの遺伝子を詳しく調べると分かるので、WHOなどの調査は実施させないようにする可能性あり。

 詳しくは、以下のデータをご覧下さい。

 https://mon.psychoreha.org/tsk/COVID-19_10-mar-2020.pdf

WHO事務局長のコメント やはり詭弁と思う

  • 2020.03.08 Sunday
  • 00:05

 テドロス事務局長は2日、新型コロナウイルスの感染拡大についてWHOは韓国、イタリア、イラン、日本の情勢を最も懸念していると発表しました。中国は押さえ込みに成功し、これらの国の感染数が中国以外の国の感染数の8割を超えているという考えの様です。この言い方は詭弁にしか聞こえません。WHOの記者会見で、中国よりだと批判され、テドロス事務局長は例を挙げて中国の功績を語った様子ですが、3/6現在の資料から推計すると、やはり中国の感染者数は非常に大きく、その影響は計り知れないというのが事実だと思います。この単純明快な事実を詭弁で覆い隠すことは間違えだと思います。テドロス事務局長には辞めて欲しいです。

 韓国は、初期対応に成功したかに見えましたが、新興宗教の問題もあり、世界第二位の感染者数を示しています。この数には、検査して発見に努めたことも影響しており、死亡率は感染者数の割に少なくなっています。日本では、検査で感染することを恐れている面もあり、これまで積極的に検査をしてきませんでした。公表されている以上の感染者がいると推定されますが、それがどの位か、韓国の死亡率を元に、これまで死亡者が出ている国々について推計を試みました。

 仮説1:死亡率は医療水準等で変わってくるが、今回の推計では、各国が同じ死亡率と仮定し、より事実に近い国として韓国を措定しました。多人数を検査しており、一定の医療水準を有し、情報を隠蔽していないということが韓国の死亡率を選んだ理由です。

 仮説2:感染者数は種々の要因で実数を反映していない可能性がある。それが各国の死亡率を大きく変動させているものと思われる。

 そこで、目的としては、中国の感染者数を問題ないと考えて良いかどうか、韓国、イタリア、イラン、日本の4カ国の問題が大きいかどうか、データーから吟味することにした。

 方法:3/6のデータ(恐らく3/5までのデータ)から、死亡者が出ている国のデータを整理し、韓国の死亡率から、各国の感染者数の推計を行う。もとより、この推計は粗いものだが、各国の発表に信憑性が必ずしもないため、推計することに一定の意義はあると考えている。

 以下の表をご覧下さい。(https://mon.psychoreha.org/tsk/COVID19-6-mar-2020.pdf

これを見ると、圧倒的に中国の比率が90%近く、それ以外の国における4カ国の重要性はあるものの、米国やフランス等の国も重要で、最近4カ国から日本をのぞいた3カ国と修正している様子だが、それでも中国の問題から焦点をずらす論調は詭弁と言って良いと思われた。

 

新型コロナウイルス対応の消毒液 恐らく皆さんご存じの事+鳥インフルエンザの危険性

  • 2020.03.03 Tuesday
  • 14:26

 今回のコロナウィルスはエンベロープと言うそうですが、表面に膜があり、それをアルコールやブリーチが破壊するので無力化できるのだそうです。それで、アルコール消毒が推奨されているそうです。

 アルコールが売ってないor高すぎるので、代わりの物の代表は次亜塩素酸ナトリウム溶液ですが、これも高値になっています。

 普通の物では、界面活性剤(普通の石けんや中性洗剤)もエンベロープを破壊するので、アルコールがなければ、1Lの水に5-10ccの台所用中性洗剤を入れることで消毒剤が出来るそうです。

 次亜塩素酸は、家庭用の例えばキッチンハイターの場合、6%程度なので、机の表面を拭くなど用途には2Lのペットボトルにキャップ2杯のハイターを入れて水を加えたら消毒液が出来ます。ただし、塩素系は金属をさびさせたり塗料をいためたりするので、最終手段だと思います。(ノロウィルスの吐瀉物の片付けなどでは、500ccにキャップ2杯だそうです。これはゴム手袋が必要です。)
 塩素系の希釈液を使ったマスクに振りかけて充分に乾かすと、理論上は再度使えると思います。これも最終手段でしょうか?

 一番の予防は石けん(界面活性剤)による手洗いと、手で顔を触らない様に気をつける事だそうです。

 

 私も感染が怖いのですが、出来る範囲の予防をして、ある程度は感染流行が起こっているという認識で、過ごさざるを得ないと思います。

 

 もし、会社や学校の活動が少なくなって時間的な余裕があったら、今、ウィルス感染の情報が多いので、この機会に鳥インフルエンザについて勉強というか情報収集をして頂けると良いと思います。鳥インフルエンザの危険性については致死率が現在は60%程度という著しいものです。ウィルスが変異して世界的大流行(パンデミック)になると数千万人の方が亡くなるのではないかと危惧されています。大流行の時にも10%とか高率の致死率で、かつ青年、壮年の方の死亡が多くて、親世代の方が亡くなるので子どもたちも大変になる恐れがあるとされています。致死率が高いと、電気・ガス・水道のライフライン。医療、流通なども機能しにくくなり、移動も難しく、食料の確保なども問題になる恐れがあり、「新型インフルエンザ等特別措置法」という法律が用意され、各地の保健センターなどが訓練を行っている程です。

 そんな酷い疫病の場合を想定して、法律・制度・防疫・生活防衛など情報を集めて考えておく必要があると思います。

 

(素人ですので、誤りがありましたらご指摘ください)

フィンランドの教育制度が中心のシンポジウム1/25 申し込みは1/6今日まで

  • 2020.01.06 Monday
  • 11:16

第5回NISE特別支援教育国際シンポジウム

 

申し込みは1/6今日まで

 

◇NISE国別調査報告「諸外国におけるインクルーシブ教育システムの動向」《フィンランドの教育制度が中心の様子です》

 

令和2年1月25日(土) 13:00〜17:30

一橋大学一橋講堂(学術総合センター内)

〒101-8439 東京都千代田区一ツ橋2-1-2 

申し込みは 下記 申し込みフォームから申し込み

https://www.nise.go.jp/nc/training_seminar/special_symposium/r1

返事が来るのでアンケートに答えて、右下をちゃんとクリックしないと申し込みが完了しません。

 

内容

◇⼦どもの学習のつまずきに 速やかに対応する取組 ─ フィンランドの教育実践から今後を展望する ─
話題提供1 「フィンランドの教育制度と基本情報」
渡邊 あや 氏(津田塾大学准教授・本研究所特任研究員)
話題提供2 「フィンランド実地調査報告」
講演 「フィンランドの施策と教育実践(仮)」
ピリヨ コイブラ 氏(フィンランド国家教育委員会・教育カウンセラ
ー)
◇ディスカッション
◇実践の紹介 「学習のつまずきに対応する取組」
堀川 知子 氏(栃木県鹿沼市立みなみ小学校・教諭)

障害者施設建設反対は違法な行為

  • 2019.12.24 Tuesday
  • 23:37

JUGEMテーマ:学問・学校

 

毎日新聞の記事 優生社会を問う
障害者施設反対、21都府県で68件 事業者任せ「把握せず」も 全国調査
毎日新聞2019年12月22日
https://mainichi.jp/articles/20191222/k00/00m/040/171000c

施設建設に反対する運動が公然と行われ、行政の判断に影響を与えているのは差別解消の趣旨からすると大問題です。

差別解消法に関して,以下のようなQ&Aが公式に出ています。残念ながら広く知られていません。これは、広報と教育の不足だと思います。なんでもかんでも合理的配慮と言っていないで、きちんと差別解消法の多側面を広報し,学校で正しく教える必要があります。

 


障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律Q&A集<地方公共団体向け>
https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/law_h25-65_ref2.html

問15−8 障害者支援施設やグループホーム・ケアホームなどの立地をめぐる反対運動については、本法との関係でどのような措置が講じられるのか。

(答)
障害者支援施設やグループホーム・ケアホームなどの立地をめぐる反対運動については、障害者に対する理解が十分でないことに拠るところもあると考えられることから、行政において、住民に対する啓発を行うとともに、本法の趣旨を踏まえ、障害者支援施設の認可等に際して住民の同意を求める等の他の施設の認可にはない特別な措置を行わないようにすることが適切と考える。

特別支援教育の今後

  • 2019.12.11 Wednesday
  • 11:47

「新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議(第 4 回)会議資料」 
から論点と検討事項を抜粋した資料を作りました。合計3頁です。 

https://mon.psychoreha.org/tsk/2019arikata.pdf

○ 新しい時代の特別支援教育の目指す方向性・ビジョン  や
○ 特別支援教育を担う教員の専門性の整理と養成の在り方 
などが検討されています。

 

 特別支援学校教諭免許状に必要な科目が、5種類の障害別が多く、それらに共通の部分がまとめられておらず、多神教のようにそれぞれに細切れの授業が行われています。それらを改善し、例えば障害児の心理・生理・病理の共通部分はまとめて前後期で計4単位取らせるとか、「インクルーシブ教育−通常の学級内での支援−」や「教育法規・制度−障害者権利条約、憲法、教育法規、法令、教育制度−」そして「自立活動」の授業を設けて必修にするなど、大幅な改善を検討して頂きたいですね。

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