特別支援学校教員専門免許2020年問題

  • 2018.11.05 Monday
  • 15:01

JUGEMテーマ:学問・学校

 

 旧聞ですが、毎日新聞(2016年11月26日)は以下の様に報道しました。

 

特別支援学校教員専門免許取得促す 文科省が法改正検討

 障害がある児童生徒が通う特別支援学校の教員に教育職員免許法が保有を義務づけている専門免許の取得を促すため、文部科学省が同法の改正を検討している。法には専門免許がなくても教員免許があれば「当分の間」は特別支援学校の教員になれるとする付則が1949年の法施行当時からあり、条文は70年近くも有名無実と化していた。専門免許保有率は特別支援学校教員の7割にとどまっており、文科省は2020年度までに保有率100%達成を目指し、その後に法改正する。(以上)

 

 70年間待ちに待った改革ですが、一昨年以来、思ったほど報道で取り上げられていませんし、先生方の中でも大きな話題になっていない様に思います。しかし、栃木県教育委員会が2020年までに100%の保持率にするための4年計画を公表するなど、しかるべきところでは確実に準備が進んでいます。

 これに関連する公文書として、以下の通知があります。特別支援学校の学習指導要領の改訂に関する通知ですが、その全8ページの7ページ目に以下の内容があります。平成32年までに全教員が免許保有を目指すと明言されています。この文書では「おおむね全ての」と述べていますが、新聞記事のように「保有率100%達成を目指し」ている訳です。

 

学校教育法施行規則の一部を改正する省令の制定並びに特別支援学校幼稚部教育要領の全部を改正する告示及び特別支援学校小学部・中学部学習指導要領の全部を改正する告示の公示について(通知)平成29年4月28日

(2)特別支援学校教諭等免許状の早期取得促進

平成27年12月の中央教育審議会答申「これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について」において,平成32年までにおおむね全ての特別支援学校教員が当該学校教諭等免許状を保有することを目指すとされたことを踏まえ,特別支援学校教諭等免許状保有者の特別支援学校への採用・配置,同免許状を保有しない特別支援学校教員に対する免許法認定講習の受講促進など,計画的な同免許状保有率向上の取組を進め,特別支援学校教員の専門性向上に引き続き努めること。

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