平成29年度の全国学力・学習状況調査の学力成績の偏差値

  • 2017.09.10 Sunday
  • 11:28

JUGEMテーマ:学問・学校

 

平成29年度の全国学力・学習状況調査の学力成績から偏差値を求めました。


http://mon.psychoreha.org/tsk/link01.html


に、平成28年度の結果へのリンクとともに掲載しています。

 

  全国学力・学習状況調査の結果に一喜一憂している学校も多いかと思います。順位や全国平均からの得点差が気になる教育委員会が多いと思います。新聞でも、わが県が低いなど、気になる形で記事になっています。しかし、それらの差は意味があるのでしょうか?

 全国学力・学習状況調査の成績は、得点と合格率で示されています。科目ごとに出題数も違うし、平均値と標準偏差(得点のばらつき具合の尺度)は示されていますが、比較しにくい形で示されています。数年前に、これらの得点から偏差値を計算して比較することにしました。その意図は、本当に県別の差は意味があるのかどうか調べたかったからです。

 上記のリンクに私のホームページの資料集が示されています。そこには、平成28年度と29年度の偏差値に計算しなおした結果が示されています。
 どちらの偏差値も、全国規模で比較すると、日本で規格化された義務教育は全国津々浦々で差が無いレベルになっていることを示しています。このことは、問題も含まれてはいますが、義務教育の大きな成果の一つとはいえるでしょう。


 しかし、この調査の報告書の細かなデータを見ると、それぞれの県の得点分布には大きな幅があります。学年相当の学力がある子もいれば、2学年分以上遅れている子もいるというのが現状です。
 全国平均や他県との差に汲々とするよりも、市内、校内での学力の差を重視して、だれもが其々の現状から学習・発達できることを目指す方が生産的だと思います。

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